「Zoom」のライブ・ビデオを通じての、ディープ・フェイクなりすまし事件が発生。

「Zoom」のライブ・ビデオを通じての、ディープ・フェイクなりすまし事件が発生。

https://st2019.site/?p=20618

『Paul Szoldra 記者による2022-11-10記事「Deepfakes are Russia’s new ‘weapon of war’」。

    「Zoom」のライブ・ビデオを通じての、ディープ・フェイクなりすまし事件が発生。

 元、駐モスクワ大使のマイケル・マクフォールが、AIによってなりすまされた。偽マクフォールはビデオ電話を同僚にかけた。顔の動きも、声も、本人とそっくりであった。
 犯人はDC圏内に棲息しているロシアの工作員にきまっているとマクフォールは断言。みんなも、気をつけろよ。

 マクフォールは何年も前から、ロシアのウクライナ領侵略を強く非難し、ウクライナの防衛戦争を支持する言論を表明し続けている。

 3月2日には、ゼレンスキーが「武器を置け」と国営ニュースを通じてよびかける、すぐにフェイクとわかる動画が、ロシア国内のSNSに出回り、ロシア人には大うけであった。

 ついで4月には、ラトビアの国会議員を含む複数の欧州の政治家のディープフェイクが出没しはじめる。
 「Zoom」に堂々と出てくるので、相手は信じてしまう。

 ベルリン市長、マドリード市長、ウィーン市長は、それぞれキーウの市長とはつきあいがあるので、6月には、それらの市長を狙って、キーウ市長のディープ・フェイクが電話してきたという。これは『ガーディアン』紙が報じている。

 ベルリン市長はこう言われた。そっちに逃亡したウクライナ人たちは徴兵逃れで、ドイツ政府に嘘をついて入国しているから、ウクライナに送還して欲しい、と。

 このように1年たらずのあいだにロシアが操るディープフェイクのレベルが急上昇しつつある。これから、もっとすごいことになるだろう。

 今日では人々はSNSにじぶんのバイオメトリック・データをUpしすぎている。そしてまた、リモートでビデオ会談することは普通化した。敵は豊富なデータを使って誰かになりすましてあなたを騙す。

 これは、ソフトウェアのウイルスと、アンチ・ウイルスの競合がどこまでいっても終焉しないように、これから永遠に続く脅威であろう。』