ウクライナ鉄道会社のCEOが、《復興マーシャルプラン》の機軸は鉄道再建にしてくれと言っている。

ウクライナ鉄道会社のCEOが、《復興マーシャルプラン》の機軸は鉄道再建にしてくれと言っている。
https://st2019.site/?p=20605

『2022-11-7記事「Ukrainian rail industry needs a new Marshall Plan」。

   ウクライナ鉄道会社のCEOが、《復興マーシャルプラン》の機軸は鉄道再建にしてくれと言っている。 国家のライフラインそのものであるから、と。

 欧州委員会でも考えている。ウクライナとモルドバの鉄道は、欧州標準軌に改軌しなくてはならん、と。

 ところがウクライナの農家は異論を唱える。むしろポーランドが、ウクライナと同じ広軌ゲージに改軌すればいいじゃないか、と、じつに手前勝手なことをぬかしている。

 ※ネットで確かめるとポーランド鉄道はすでに1435ミリを使っている。すなわち欧州スタンダード・ゲージ。

ちなみに大昔にロシア鉄道のゲージを決めたのは米国人の技術顧問で、帝政ロシア初の実験鉄道が幅6フィートでそれだとカネがかかりそうだったので、ざっくり1フィート減じて5フィート幅を提案したというのが真相らしい。これがまったく偶然に、ドイツゲージ(欧州標準軌)とロシアゲージの互換性をありえなくし、ドイツ軍によるモスクワ攻略を兵站面から不可能にしてしまったのである。

 ※故・宗像和広氏は、ヒトラーはアウトバーンを作るカネがあったらトラックを量産させるべきだった、とおっしゃっていたが、近年の鉄道史研究は、それとは違う結論を導き出してくれている。

モスクワ攻略にはどうしても鉄道が不可欠であった。スターリンはすべての機関車と貨車をウラル以東へ撤収させていたので、それを埋める広軌仕様のディーゼル機関車、貨車の事前準備、そして鉄建連隊がドイツには多数、必要だったのだ。

だいたい石油がないのがドイツの弱点なのだから、自動車に頼る対ソ戦の組み立ては、初手から間違いだったということにならざるを得ないのである。』