上海ディズニー、新型コロナ対策で休園 再開未定

上海ディズニー、新型コロナ対策で休園 再開未定
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM314JW0R31C22A0000000/

『【上海=若杉朋子】上海ディズニーランドは31日、新型コロナウイルス対策で同日から休園すると発表した。園外の関連商業施設も営業を停止し、再開時期は未定という。29日から一部のアトラクションやレストランなどの営業を停止していた。

上海市衛生委員会の発表によると、31日に確認された感染者が立ち寄った。市政府によると、テーマパークへの出入りは許されていない。同日に園内にいる人はPCR検査で陰性が証明されれば、現場の指示に従って外に出られるという。27日以降に来園した人は、今後3日間で3回のPCR検査を受けることが求められている。

上海ディズニーは上海でロックダウン(都市封鎖)があった3月下旬以降、約3カ月間休園していた。相次ぐ休園で、上海ディズニーの経営だけでなく、中国経済を下支えする消費にも影響しそうだ。

上海市では10月30日時点で新型コロナの新規市中感染者数(無症状含む)は10人。市内では11月5日から「中国国際輸入博覧会」といった大規模イベントが開かれる予定。当局は感染者が増えることに対する警戒を強めている。

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上野泰也
みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト
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習近平総書記(国家主席)が権力固めをする上での一大政治イベントである共産党大会を通過すれば、中国の「ゼロコロナ」政策は表面上続行されても、実態としてある程度緩むのではないかという期待感が、打ち砕かれた。たった1人の感染者が発覚しただけで入園者全員が足止めされ、パーク自体も一時休園となった。中国ではこのほか、河南省鄭州市にあり米大手メーカーのスマートフォン「アイフォーン」を生産している台湾企業の工場からの出荷が、「ゼロコロナ」政策の影響で最大3割減少する可能性ありと報じられている。感染力が強いオミクロン株に対して有効とは言えない「ゼロコロナ」政策への固執が、世界経済の下振れリスクを増やしている。
2022年11月1日 7:41

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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
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ひとこと解説

天下一番の愚策はオミクロン株を抑えようとするゼロコロナ政策。まるで風邪を引くなというようなもの。しかも、現場では、職権乱用も多発。正しいことをやるため、法的根拠を示す必要はないという文化が根付いている。瀕死の状態に陥った患者はPCRの陰性証明がないからといって病院に入れない、診てもらえない。親族はどんなに頼んでも、病院の扉は開かない。ゼロコロナ政策はいつまで続けるつもりなのだろうか
2022年11月1日 7:02 』