米国、11月にも防空システム引き渡し ウクライナに

米国、11月にも防空システム引き渡し ウクライナに
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN28EVQ0Y2A021C2000000/

『【ワシントン=坂口幸裕】米政府は28日、ロシアが侵攻を続けるウクライナに2億7500万ドル(400億円)規模に相当する追加の軍事支援を決めた。高機動ロケット砲システム「ハイマース」や155ミリりゅう弾砲の弾薬などが柱になる。7月に供与を決めた地対空ミサイルシステム「NASAMS」2基が11月にも現地に届くとも明かした。

ロシアによる侵攻が始まった2月24日以降、米国が約束した安全保障に関する支援額は179億ドルにのぼる。28日に決定した支援の中には小型武器の弾薬や軍用車両も含む。ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ領の奪還をめざす同国政府を軍事面で支える。

ブリンケン米国務長官は14日の声明で「米国が提供する2基のNASAMSを11月にも引き渡す予定だ」と明記した。「ウクライナが必要とする防空能力を持てるように同盟・有志国と協力している」と強調した。

NASAMSは米国とノルウェーが1990年代に共同開発した中距離のミサイル防衛システムで、ロシアによる攻撃に備えてウクライナの防空態勢を強化する。米国はさらに6基を送る計画だ。欧州や中東などが導入するが、旧ソ連製の地対空ミサイルシステムを運用するウクライナは使っていない。』