ミャンマー軍が空爆、30人死亡 少数民族の記念会場狙う

ミャンマー軍が空爆、30人死亡 少数民族の記念会場狙う
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB249SH0U2A021C2000000/

『【ヤンゴン=共同】ミャンマー北部カチン州で23日、国軍が少数民族組織、カチン独立機構(KIO)の創設62年を記念して開かれたコンサートの会場を空爆し、アーティストや市民ら少なくとも30人が死亡した。犠牲者数は拡大する恐れがある。複数の地元メディアが24日伝えた。

KIOは国軍と戦闘を続ける少数民族武装勢力、カチン独立軍(KIA)の政治組織。地元メディアによると、国軍の戦闘機3機がコンサートの最中に爆弾を投下した。死者の中には地元で有名なアーティストやKIAの関係者らが含まれ、多数の負傷者も出ている。死者は60人に上るとの報道もある。

KIAの報道官はオンラインメディアの取材に「市民を標的にする攻撃は和平の可能性を損ねる」と非難した。民主派でつくる挙国一致政府は「国際社会に、国軍による民間人を標的にした空爆や人道犯罪を阻止するための効果的な行動を求める」とする声明を発表した。

KIAは昨年2月の国軍によるクーデター以降も、民主派と共闘して国軍と対立しており、緊張がさらに高まる可能性がある。』