1週間のうちにたてつづけに、ソユーズ、プロトン、アンガラの3つのロケットが打ち上げられた。

1週間のうちにたてつづけに、ソユーズ、プロトン、アンガラの3つのロケットが打ち上げられた。
https://st2019.site/?p=20506

『Stephen Clark 記者による2022-10-18記事「Russia launches three satellite deployment missions in one week」。

   1週間のうちにたてつづけに、ソユーズ、プロトン、アンガラの3つのロケットが打ち上げられた。航法支援衛星、通信衛星、偵察衛星が軌道投入された。

 まず「ソユーズ2.1b」が10-10にプレセツクから打ち上げられ、1機のグロナスを軌道投入。
 軌道傾斜角は64.8度、高度は19100kmである。

 グロナス衛星も世代進化がある。このたび投入されたのは、「K」シリーズの5機目である。
 重量935kg。前の世代の「M」シリーズより軽い。それでありながら寿命は長いのだ(Mは7年、Kは10年という)。

 この打ち上げにより、グロナスはぜんぶで26機となり、うち22機が機能を発揮する。4機はメンテナンスモードという。
 じつはこのシステム、生きている衛星が24機なければ、サービスは不完全。地上の任意の地点から、常に3機の信号が受信できなくてはならないので。

 プロトン・ロケットは10-12にバイコヌール基地から発射された。「アンゴサット2」という、アンゴラ政府のための通信衛星を放出。

 プロトンは、衛星打ち上げ請負いビジネスの価格競争で「スペースX」に負けた上、国際経済制裁も喰らってしまい、前途は暗澹としている。

 この衛星の打ち上げスケジュールが画定されたのは、今次戦争の開戦より前である。
 だから、通信システムは「エアバス」社製。

 いまから3ヵ月くらいすると、この通信衛星は仕事を開始できる。アンゴラにとっての唯一の生きている通信衛星となるだろう。軌道は静止軌道。設計寿命は15年だ。

 ロシアはアンゴラの海岸に、地上管制局も建設してやり、そこで衛星管制の要員訓練もしてやっている。

 小型の「アンガラ」ロケットは10-15にプレセツクから発射された。
 この1段目のエンジンは3分半、燃焼する。
 明瞭に軍用の偵察衛星を放った。高度は337kmという低軌道。』