正恩氏、ミサイル連発も苦しい国内事情

正恩氏、ミサイル連発も苦しい国内事情
兵器のプロパガンダよりも食糧危機への対応が優先
https://jp.wsj.com/articles/while-kim-jong-un-shows-world-fire-and-fury-he-projects-different-message-at-home-11666168040

『【ソウル】北朝鮮がミサイルを日本の上空に発射し、兵器開発の進歩を主張し、米国や韓国、日本の敵対者を威嚇するのは、外部の世界にとっておなじみの光景だ。

 しかし、このならず者国家の内部では、そうした出来事が過去とは大きく異なる形で描かれている。

 北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記(38)は、2021年のミサイル発射実験には一切姿を見せず、今年も多くの現場に現れていない。

最近の多くの実験のニュースは、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」の中面に掲載されている。中には全く記事になっていないものもある。これまでは、ほぼ全てのミサイル発射実験について国営メディアが報じていた。正恩氏が立ち会った際には、新聞の一面や国営放送で取り上げられることが多かった。

 北朝鮮が大規模な挑発を繰り返し、ドナルド・トランプ前米大統領が「炎と怒り」で応じると脅した5年前とは異なり、正恩氏も国営メディアも農業に重きを置いている。

その背景には、新型コロナウイルス対策による国境封鎖や天候不順、サプライチェーン(供給網)問題で国家的な食糧不足が悪化していることがある。… 』

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