習近平氏3期目続投を控えて、北京で反習近平の横断幕。

習近平氏3期目続投を控えて、北京で反習近平の横断幕。
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/29898802.html

『ほぼ確定している習近平氏の国家主席続投を目前にして、北京で反習近平スローガンの横断幕が、高架橋に張られるという事件がありました。場所は北京の海淀区三環状線四通橋の高架橋です。北京でも中心に近い目立つ場所に張り出され、これを仕掛けた人物は身柄を拘束されています。本当の意味で、メッセージを訴えるのが目的だった事は、横断幕を張った直後に、わざわざ発煙筒を炊いて、高架の下を通行する人々の注目を集めようとした事で判ります。それゆえ、自分も逃げる間も無く捕まったわけです。

この横断幕の内容は、以下の通りです。

・PCR検査は要らない 飯を食わしてくれ

・閉鎖は要らない 自由をくれ

・嘘な宣伝は要らない 人間としての尊厳をくれ

・文化大革命は要らない 改革開放してくれ

・指導者はいらない 投票券をくれ

・奴隷は嫌だ 我々は公民です

・ストライキをしよう 国賊習近平を倒せ

この高架橋は、天安門広場まで15キロ程の中心部で、多くの道路が交差する目抜き通りです。日本で言えば、日本橋のようなところで、徒歩の通行人より自動車で通りかかる人が多い場所です。IT企業、デジタル産業の企業がオフィスを構える中心地でもあります。

横断幕を張った人は、 SNSで檄文を発していて、内容は以下の通りです。

10月16日 この日 学校の授業をボイコット、抗議する。会社・工場を休んでストライキ
独裁者を倒せ 習近平やめろ

全国民へ 同胞へ 宣言書!

中国の人民解放軍 同士へ 軍人は人民の部隊です。人民を守る部隊です。独裁者の用心棒ではない。

警察同士へ 警察は人民を守る組織です。独裁者の警備員ではない。

党員の同士へ 共産党の一員として、国民のリーダーとして、国を良くすることです。独裁者の奴隷ではない。独裁者と同じ悪事をしてはいけない。

メディアの同士へ メディアは政府、組織を監視して、正しい価値観を宣伝する事です。独裁者、権力者の言いなりになってはいけない。

失業者の同士、破綻した経営者の同士へ 我々は自分で働いて、普通の暮らしをする事ができるはずです。習近平のような能力の無い指導者に利用されてはいけない。我々は納税者です。政府の奴隷ではない。

公務員同士へ 公務員は国民にサービスを提供する組織です。独裁者のため、国民を監視してはならない。

大学生同士へ 大学生はエリートです。母国の未来です。独裁者のサービス員になってはならない。

学者、研究者の同士へ 科学技術を教える方です。知識を拡散する方です。独裁者の為の洗脳は止めて下さい。

全国民の同士へ 我々は中華人民共和国の国民です。我々は合法の公民です。我々には、投票する権利がある。平等、公平、自由、民主の為、子供の為、孫の為、生活の為、国を守る行動をやろう。我々は平和の形で抗議をしよう。投票権を手に入れて、投票しよう。新しい政権。新しい政府。国民に監視されてもよい政府を選ぼう。我々の社会には奴隷は要らない。天安門広場へ行こう。中南海へ行こう。

この人物は、予め道路の清掃を行う衛生掃除員のオレンジのジャケットを着て、作業を妨害されないように偽装して横断幕を張っているので、準備を周到に計画して実行しています。また、持ち込んだスピーカーで、予め録音しておいたスローガンを再生しました。警察に逮捕されるまで、10分間ほど、大勢の通行人にメッセージを伝えました。初めから逃走する気は無かったという事です。通りかかった人が、写真や動画に撮ってSNSで拡散するには、十分な時間です。

現在、このSNSの発信者のIDは削除されていて、横断幕の張られた場所である四通橋も、検索してもヒットしないようになっています。スローガンの中に、一党独裁の廃止や公民権の要求が入っているので、共産党内部の権力闘争とは関係がありません。あくまで、この方自身の主張です。

こうした、正攻法な反抗とは別に、現在の中国では、消極的な反抗が広がっています。寝そべり族、結婚しない、子供を作らない、国外脱出、移民なども反抗と考える事ができます。実際、メチャクチャなPCR検査や隔離政策の強要で、白衛兵の「お前の家族にも害が及ぶぞ」という脅しに対して、「家族など作らない。我々の代で終わりだ。こんな社会で子供は育てられない。私が死んだら、それで終わりだ」と、口論になっている動画も出回っています。

以前、習近平氏のポスターに墨汁をぶっかけて、身柄を拘束された女性がいましたが、帰ってきた時には、薬漬けにされて一日中スマホ弄って、言葉を発しない廃人になっていました。また、最近判った事ですが、彼女の父親も同じく拘束されて、獄中死したようです。習近平氏に対する侮辱行為で、これですから、横断幕を張った彼の命は無いでしょうし、安楽に死なせてくれないでしょう。背後に何かないかと、取り締まる側は疑うからです。

これが、本当の独裁です。ちょっと気に入らない事があると、すぐに「ヒットラーだぁ」とか「独裁を止めろ」とか言う、日本の政界が、いかに滑稽か判ろうというものです。』