欧州15カ国がミサイル防衛強化 システムを共同購入

欧州15カ国がミサイル防衛強化 システムを共同購入
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR13EUA0T11C22A0000000/

『【ブリュッセル=竹内康雄】北大西洋条約機構(NATO)に加盟する14カ国とフィンランドは13日、防空体制を強化するためのミサイルや関連兵器を共同で調達することで合意した。同日閉幕したNATO国防相理事会ではウクライナへの支援を拡充することを確認した。

「欧州スカイシールド・イニシアチブ」はドイツが主導し、英国やオランダ、ベルギー、ノルウェー、バルト3国などが参加した。対ロシアを念頭に欧州共通の防空システムの構築を目指す。

AFP通信によると、ドイツのランブレヒト国防相はドイツの「IRIS-T」やイスラエルと米国が共同開発する「アロー3」などの購入を検討していると明らかにした。

ウクライナの防空強化のための支援を巡っては、12~13日に開いた国防相理事会で、すでに供与を表明していた米国とドイツに加え、フランスやオランダ、スペインもミサイルなど防空システムを送る方針を明らかにした。

閉幕後に記者会見したストルテンベルグ事務総長は、NATOは近く、ロシアが使うイラン製などのドローンを無効化できる機器を送ると表明した。

ストルテンベルグ氏は、ロシアが核兵器をウクライナに対して使用すれば「深刻な結果をもたらす」と語った。具体的な対応は明らかにしなかったが、核を使えば「非常に重要な一線を越えることになる」と警告した。』