ミャンマー国軍トップ、ロシア産燃油「数日中に到着」

ミャンマー国軍トップ、ロシア産燃油「数日中に到着」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM07BTC0X00C22A9000000/

『【ヤンゴン=新田裕一】ロシア訪問中のミャンマーのミンアウンフライン国軍総司令官は、ロシア通信のインタビューに応じ、ロシアから購入したガソリンが「数日中に到着する見込みだ」と明らかにした。7日、ロシア通信が報じた。両国ともに米欧の制裁対象で他の通貨での決済が難しいため、代金は「ルーブルで支払う」とも述べた。

2021年2月のクーデター以降、ミャンマーの通貨チャットは対ドルで大幅に下落し、輸入に依存するガソリン価格は3倍以上になった。軍事政権は22年8月、ロシアからの燃油の調達や販売を監督する「ロシア産燃油購入運営委員会」を設置し、受け入れ準備を進めている。運営委員会のトップには国軍系企業の幹部が就任した。

ミンアウンフライン氏は7日、訪問先の極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。クーデター後のミンアウンフライン氏のロシア訪問は今回で3回目だが、プーチン氏と会談したのは初めて。タス通信によると、ミンアウンフライン氏はプーチン氏が「世界のリーダーであり、全世界の安定を管理し構築している」と称賛した。

ウラジオストクで開催中の国際会議「東方経済フォーラム」の総会では、プーチン氏に続いて2番手で演説した。「大国が(基軸通貨である)ドルを使って小国を脅迫している」と主張した。出席した企業関係者に向けて「原油・天然ガスや農業、畜産業など多くの投資機会があるのでミャンマーに投資してほしい」と訴えた。』