北朝鮮がロシアに短距離ロケット、砲弾を供与。志願兵の用意も

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和四年(2022)9月7日(水曜日)弐
        通巻第7455号 
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 北朝鮮がロシアに短距離ロケット、砲弾を供与。志願兵の用意も
   一方、戦争中なのにロシア人百万人「観光客」がEU諸国へ旅行
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 八月初旬、米メディアが「北朝鮮が10万人の『志願兵』をロシアへ派遣する用意がある」と報じた。
 北朝鮮はシリアにつづき、ウクライナ東部のドネツク共和国とルガンスク共和国の『独立』を承認した。

 九月初旬に欧米各紙は「北朝鮮がロシアの弾薬、装備、兵器不足に対して、数百万の砲弾を供与した」と伝えた。これは偵察衛星による船舶の出入りから米国のインテリジェンス機関が把握した数字だとしたが、ロシア軍が兵員の不足に加えて弾丸不足に陥ったのは事実のようだ。

 しかし戦争中であり、EU諸国はロシアへの経済制裁を実施中にもかかわらず、ロシア人の『観光客』がEU諸国へ陸続として入国している。2月24日の侵攻開始から8月までの統計で、998085名のロシア人が観光名目に旅行した。

 一方、『避難民』としてのウクライナ人のEU諸国への入国は770万人、このうち490万人がすでにウクライナへ帰国したという。

 EU諸国はロシア人へのヴィザ発給停止に傾き、とくに入国拠点のエストニアでは緊急措置として五万人のロシア人観光客を追い返した。チェコも同様な措置をとった。

 ゼレンスキー大統領は、ハッカー、SNSにおける宣伝戦争において10万のロシア人の若者、とくにITワーカーがウクライナに協力していると発言しているが、ロシア人若者の多くはドバイへ集中している。

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