ロシア、北朝鮮からロケット弾調達

ロシア、北朝鮮からロケット弾調達 米政府分析
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN062LO0W2A900C2000000/

『【ワシントン=中村亮】ロシアが北朝鮮から多数のロケット弾や砲弾の調達を進めていることが5日、分かった。米政府当局者が分析内容を明らかにした。米欧の経済制裁を受け、ロシアで武器の国内生産が滞っている可能性がある。

米政府当局者は北朝鮮からの調達について「(米欧による)輸出規制や制裁が一因となり、ロシア軍がウクライナで深刻な供給不足に苦しんでいることを示す」と指摘した。ロシアが北朝鮮からの調達をさらに増やす可能性があるとも説明した。ロシアは国連で北朝鮮への制裁強化に反対するなど、北朝鮮との関係を深めてきた。

ロシアは武器調達で他国に依存するケースが目立っている。米国務省のパテル副報道官は8月末の記者会見で、ロシアがイランから無人機を調達したと言及した。数百機の調達を目指しているようだ。米政権はこれまでにロシアが中国に軍事支援を依頼したとみており、中国の動向も監視しているとみられる。

米欧はウクライナに対し、武器供与を続けている。オースティン米国防長官は8日、ドイツのラムシュタイン空軍基地でウクライナ支援会合を開く。50カ国以上が参加し、武器支援の継続を確認する見通しだ。ロシアは武器調達を円滑に進められないと、中長期的にウクライナとの戦闘で不利になる公算が大きい。』