輸入部品、特にベアリングが手に入らぬ…。

輸入部品、特にベアリングが手に入らぬ…。
https://st2019.site/?p=20223

『2022-9-1記事「Russian rail sector moves towards recession this year」。

 ロシア国鉄NTCの社長、セルゲイ・ポポフによると、8月時点で7000両から7500両の新鋭鉄道貨車が動かせないでいる。この数は9月には9000両に増えるだろう。6月だと、動けないのは1400両だったのだが。

 原因は、輸入部品、特にベアリングが手に入らぬため。

 ロシアでは1年に貨車は19万5000両、必要である。

 製造工場はその一部が、外国資本の所有であった。それが今次戦争でロシアから撤退した。ロシア国内では、ベアリングが作れないのだ。

 ロシアは中共からベアリングを輸入することを考えている。しかしこれには問題がある。現行のルールだと、途方もない関税がかかるのだ。

 これまで西欧とつながっていた鉄道輸送を、シベリア鉄道にシフトすることで、東向きで代置できるかというと、まったく無理。というのはシベリア鉄道の輸送キャパシティは、西方鉄道網とくらべて、細すぎる。

 ロシア運輸省によると、シベリア鉄道の輸送力は、現状、1億4400万トンだが、これを1億5800万トンまで増やすことはできるかもしれない。

 経済開発省によると、ロシアの今年の鉄道貨物輸送量は、昨年より7.3%減るであろう。』