東証寄り付き 大幅反落し2万8000円割れ 米金融引き締めに警戒

東証寄り付き 大幅反落し2万8000円割れ 米金融引き締めに警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXZASS0ISS11_Z20C22A8000000/

『29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前週末の終値(2万8641円)に比べ700円ほど安い2万7900円台前半で推移している。取引時間中としては10日以来、約3週ぶりに節目の2万8000円を下回り、下げ幅は一時750円を超えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを抑える強い姿勢を改めて示し、前週末の米株式相場が大幅に下落。東京市場でも幅広い銘柄に売りが先行している。

前週末26日の米ダウ工業株30種平均は前日比1000ドルを超える下げで終えた。FRBのパウエル議長は26日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し「歴史は時期尚早な金融緩和を強く戒めている」と述べ、早期の利下げ観測が浮上する市場を強くけん制した。

市場ではパウエル議長の発言について「景気後退を避けながらインフレを抑える軟着陸(ソフトランディング)が難しくなると、これ以上の株高にクギを刺した」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との見方があった。外国為替市場で円相場は一時1ドル=138円台前半の円安・ドル高水準に進んでいるが、輸出関連の下値を支えると材料視する向きは限られている。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落している。

ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが売られている。ファナックやダイキンが安い。東エレクやアドテストが下げた。エムスリーやリクルートの下げが目立つ。一方、大ガスや中部電は上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕』