リビア首都で32人死亡 東西勢力衝突、民間人巻き添えに

リビア首都で32人死亡 東西勢力衝突、民間人巻き添えに
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB290BJ0Z20C22A8000000/

『【カイロ=共同】国が東西で分裂状態になっているリビアの首都トリポリで27日、東西勢力がそれぞれ支援する民兵組織が衝突した。保健当局は28日、巻き込まれた民間人を含む32人が死亡、159人が負傷したと発表した。地元メディアなどが伝えた。

国連リビア支援団(UNSMIL)は、民間人が居住する地区で「無差別」の攻撃が起きたとし、双方に自制を求めた。保健当局は、トリポリの医療施設に攻撃があり、救急隊の活動に支障が出たとしている。

リビアでは2020年に東西内戦の停戦が成立した後、統一政権樹立を目指す動きが停滞。トリポリでは今夏、銃撃がたびたび起きるなど、政情不安の拡大が懸念されている。

停戦後、西部出身のドベイバ氏が暫定政権の首相に就任。21年12月に予定された大統領選を実施できず、東部勢力はバシャガ元内相を首相とする新内閣を承認して東西に2人の「首相」が併存する事態が続いている。』