韓国の自動車部品メーカー、米国で児童労働 労働省提訴

韓国の自動車部品メーカー、米国で児童労働 労働省提訴
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23DJK0T20C22A8000000/

『【ニューヨーク=堀田隆文】韓国の自動車部品メーカーであるSLコーポレーションのグループ会社が、米南部アラバマ州の工場で児童労働法に違反しているとして、当局に訴えられたことが23日までに分かった。米労働省がアラバマ州の連邦地裁に訴状を出した。SL社は韓国の現代自動車グループに部品を納入している。同グループのサプライチェーン(供給網)に対する監視の目が強まる可能性がある。

労働省はSL社のグループ会社である「SLアラバマ」を訴えた。22日付の訴状によると、SLアラバマは法律が禁止している工場業務で16歳未満の未成年者を働かせており、2021年11月以降、繰り返し法に違反したとしている。

訴状とは別に裁判所に提出された書類によると、SLアラバマは担当者の処分など事態の改善に向けた措置を進めていくことに同意しているもようだ。

SLアラバマは約600人の従業員を雇用しているとみられる。SL社は米国では、アラバマ州に加え、テネシー州とミシガン州に拠点を構えている。

SL社は現代自グループにランプなどの部品を納入している。今回のSL社の件とは別に、ロイター通信は7月、現代自グループの部品子会社のアラバマ州の工場で児童労働の実態があると報じた。同グループの供給網の雇用実態に対する監視が厳しくなる可能性がある。』