米国、中国の航空宇宙7団体に禁輸措置 軍事転用防ぐ

米国、中国の航空宇宙7団体に禁輸措置 軍事転用防ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23DET0T20C22A8000000/

『【ワシントン=鳳山太成】米商務省は23日、航空宇宙分野の研究所など中国の7団体に事実上の禁輸措置を科すと発表した。国家安全保障の観点から、米国の技術やソフトウエアが中国人民解放軍の能力向上に使われるのを防ぐ。

安保上問題のある企業を並べた「エンティティー・リスト(EL)」に中国の7団体を24日付で加える。米国のハイテク製品を対象団体に輸出する場合、商務省の許可が必要となる。企業の許可申請は原則却下する。

安全保障を担うエステベズ商務次官は声明で「航空宇宙の活動を支える米国の技術は、中国の軍事近代化を支えるために使われるべきではない」と強調した。企業と軍が一体化した中国の軍民融合戦略に改めて警戒感を示した。

バイデン政権は、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置を続けるなど、トランプ前政権の政策を引き継いで中国への輸出管理を厳しくしている。今回の措置によりELに載る中国の団体は約600に上る。2021年1月のバイデン政権発足後、110を超える団体を追加した。』