中国CATL8割増益、1~6月 電池の出荷拡大

中国CATL8割増益、1~6月 電池の出荷拡大
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM238U50T20C22A8000000/

『【広州=川上尚志】車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が23日発表した2022年1~6月期決算は、純利益が前年同期比82%増の81億元(約1600億円)だった。電池の原材料高の影響を受けたもの、主力の中国市場で電気自動車(EV)などの販売が急増し、電池の出荷も伸びたことで増益を確保した。

売上高は2.6倍の1129億元だった。主力の車載電池事業は2.6倍の791億元で、リチウム電池材料や蓄電池の事業も大きく伸びた。海外売上高は2.2倍の222億元で、全体に占める比率は約2割だった。

一方、車載電池事業の利益率は8ポイント低い15%になった。リチウムなど電池の原材料の価格上昇が響いたとみられる。研究開発費は2.1倍の57億元に増えたが、政府補助金も7割増の10億元になった。

中国汽車工業協会によると、中国でのEVを中心とする新エネルギー車の22年1~6月の販売台数は前年同期比2.2倍の260万台になった。22年後半も販売拡大が続くとみられている。

ただ、販売が急激に伸びたことで原材料の供給が追いつかず、価格は高止まりしている。競合との受注競争も激しさを増す。こうした外部環境の変化が、CATLの業績の伸びを鈍化させる可能性もある。』