中ロ首脳、9月に直接会談も 米紙報道

中ロ首脳、9月に直接会談も 米紙報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19CX00Z10C22A8000000/

『【ニューヨーク=西邨紘子】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が9月15~16日にウズベキスタンのサマルカンドで開催される上海協力機構(SCO)年次総会に対面での参加を検討しているようだ。19日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として伝えた。同会議にはロシアのプーチン大統領も対面での出席を予定しており、近く中ロ首脳の直接会談が実現する可能性がある。

習氏の対面出席は8月のペロシ米下院議長の訪台後に検討が始まったという。中国は台湾問題を巡り米国と対立を深めており、ウクライナ問題で欧米と対立するロシアや親ロシア派諸国とのつながりを深める目的とみられる。

関係者によると、9月のSCO会議中に習氏はインド、パキスタン、トルコの各首脳と個別会談する方向で調整が進んでいる。プーチン氏と習氏は今年2月、ロシアによるウクライナ侵攻の直前に北京で会談している。

18日には20カ国・地域(G20)議長国インドネシアのジョコ大統領が米メディアに対し、11月に同国内で開かれるG20首脳会議(サミット)に中ロ両トップが対面で参加する予定と明かし、直接会談の可能性が浮上した。ただ、プーチン氏のサミット出席には欧米諸国が強く反発している。

SCOは中ロが主導する地域協力組織。旧ソ連と中国国境地帯の安全保障を目的に2001年に発足した。近年は地域の軍事問題や貿易問題などを取り扱う。』