米仏独英首脳、ウクライナ原発の安全確保へ電話協議

米仏独英首脳、ウクライナ原発の安全確保へ電話協議
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『【ニューヨーク=大島有美子】米ホワイトハウスは21日、バイデン米大統領がマクロン仏大統領、ショルツ独首相、ジョンソン英首相とウクライナ情勢について電話協議したと発表した。ウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所について、早期に国際原子力機関(IAEA)の調査団を派遣することが重要との認識で一致した。ウクライナへの支援を継続することも確認した。

ロシアが占拠するザポロジエ原発近辺では爆発が相次いでいる。ウクライナや国連は同原発の非武装化を求めているが、ロシア側は応じていない。緊張が高まれば深刻な事故につながる恐れがある。ホワイトハウスの声明によると、4首脳は「原発近くでの軍事行動を回避する必要性がある」との認識を共有した。

ザポロジエ原発を巡っては、IAEAのグロッシ事務局長が19日、調査団派遣に向けて「当事者と活発に協議している」と述べた。4首脳は調査団の早期派遣の重要性について確認した。マクロン仏大統領はロシアのプーチン大統領とも19日に電話協議し、プーチン氏に原発の安全性への懸念を表明した。

21日の4首脳の協議では、イラン核合意の再建に向けた進捗や協力体制についても話し合った。

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