FBIに脅迫相次ぐ、トランプ邸捜索に反発 共和党も非難

FBIに脅迫相次ぐ、トランプ邸捜索に反発 共和党も非難
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『【ワシントン=赤木俊介】米連邦捜査局(FBI)に対する脅迫が相次いでいる。トランプ前大統領の邸宅を家宅捜索し、トランプ氏の支持者らが反発を強めているためだ。野党・共和党からも脅迫行為を戒める声が出ている。

米メディアによると、東部ペンシルベニア州在住の46歳の男が15日、連邦捜査員への脅迫容疑で逮捕された。極右派のユーザーが多いとされる米新興SNS「ギャブ(Gab)」上でFBI関係者の殺害計画をほのめかしたほか、トランプ氏の家宅捜索を「我々(トランプ支持者)に対しての宣戦布告だ」と10日に投稿した。

西部アリゾナ州では、トランプ氏の支持者が13日にFBIの支部周辺で抗議集会を開いた。武装した者がいたという。中西部オハイオ州でもFBI施設に侵入を試みた男が射殺された。捜査当局は極右組織との関連を調べている。

FBIと国土安全保障省は捜査関係者向けに注意喚起を出している。複数の米メディアによると、捜査関係者に対する脅迫は「前代未聞の件数」に達している。家宅捜索にかかわった人物に対する脅迫もネット上で増えている。

トランプ政権の副大統領を務めたマイク・ペンス氏は17日、連邦捜査機関に対する脅迫や暴力行為をやめるよう共和党員に呼びかけた。共和党ではFBIによる家宅捜索を批判しつつも、暴力をあおる言動や暴力行為に苦言を呈す議員が目立つようになった。

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