プーチンは100億ドルの軍事費を追加支出させたい。

プーチンは100億ドルの軍事費を追加支出させたい。
https://st2019.site/?p=20125

『ストラテジーペイジの2022-8-16記事。

   プーチンは100億ドルの軍事費を追加支出させたい。げんざい露軍は月に66億ドルを消費している。
 2021年の実績だと、毎月、54億2000万ドルを露軍が使っていた。

 ロシアの2022のGDPは、2021のGDPより15%以上、減りそうだ。
 今日の陸軍では、全将兵に占める「歩兵」の率は10%から25%だが、戦死傷者の80%はその歩兵である。これは歩兵が戦争の主役であることを示している。

 クリミア半島に接するヘルソン地区。HIMARSにより、後方連絡線の4つの橋を穴だらけにしたので、いまやその橋は歩兵が通行できるだけである。8-10以降、重装備と弾薬と燃料が、ドニエプル河の右岸には補給されてこなくなった。目に見えて露軍からの砲撃量が減っている。
 すでに同地区の露軍の司令部が、ドニエプル左岸に後退した。つまりヘルソン地区からの総退却が迫っている。大量の重装備は置き去りにされるはずだ。

 露軍は「浮橋」「重門橋」を、壊れた橋の隣に架ける能力はあるが、米軍の偵察衛星でたちまち察知されるので、すぐにそれも壊される。

 欧州諸国は、いままで、「F-35」か「もっと世代の遅れた安価な戦闘機」かで迷っていたが、今次ウクライナ戦争を見て「やっぱりF-35」と思い直している。これは今次戦争の副次作用。

 ザポリッジア原発の電力をクリミア半島へ送る送電鉄塔の1基が、パルチザンによって爆破されたが、ロシアはすぐに新しい鉄塔を建て、8-11現在、そこを厳重に警備している。

 8-9、ドイツ政府発表。その時点で10機のロシアの輸送機がドイツ国内の空港に着陸している。しかし経済制裁がかかっている故、これらの飛行機は、制裁が解除されるまでは、離陸することは許されない。

 8-5、ウクライナ軍が確認。イラン製の「シャヘド129」無人機が、戦場で視認された。米国の「MQ-1 プレデター」を模したサイズである。

 「シャヘド129」は2021時点ではイラン製として最も多数製造され、実戦投入もされている機体。2017にはパキ領空とシリア領空で1機ずつが、撃墜されている。

 2022-4には「シャヘド149」もデビュー。値段は500万ドル。衛星通信力はない。しかしレーザー誘導式の空対地ミサイルは発射できる。

 露軍としてはこれでHIMARSをサーチ&デストロイしたいところだろうが、機体サイズが大きいので簡単にSAMの餌食になってしまうだろう。

 7-31、ベラルーシは、シリアから抽出された露兵の穴埋めとして、ベラルーシ兵200名をシリアに送る。

 中共は8-16に、新型で自重1トンの「FH-95」無人機を成功裡に試験飛行させた。ペイロード250kgで、滞空24時間可能である。
 ちなみに2015年からある「CH〔虹彩〕-5」は、ペイロードが900kg。自重3トン。米国の「MQ-9 リーパー」は4.6トン。
 もっと古い「CH-4」は、自重1.2トンのプレデターを模したもので、自重1.1トン。ペイロード100kg、滞空14時間。』