サハリン2、新会社への事業移管通知 九州電や西部ガス

サハリン2、新会社への事業移管通知 九州電や西部ガス
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC165N80W2A810C2000000/

『ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新会社に事業を移管することの通知が複数の日本企業に届いていることが16日、分かった。ロシア政府は新たに設立した運営会社に事業を移管する方針。従来の運営主体であるサハリンエナジーに出資している三井物産、三菱商事は、日本政府とも協議して継続参画するかどうかを検討している。

新会社は5日付でロシア国内に設立された。旧運営会社から事業や権利、義務などを引き継ぐ。サハリン2から液化天然ガス(LNG)を購入する九州電力や西部ガスホールディングス(HD)に新会社へ事業を移管する旨の通知が届いたという。

九電は「新会社への事業移管に関する通知が来た。価格や供給量など契約に関することは回答できない」と説明。西部ガスHDは「新会社と契約するよう正式な依頼が来ている。現在内容を精査している」とコメントした。

旧運営会社のサハリンエナジーにはロシアのガス大手ガスプロムが50%強、英シェルが27・5%弱、三井物産が12・5%、三菱商事が10%を出資している。プーチン大統領は大統領令で、ガスプロムを除く3社に対して、新会社設立後1カ月以内に従来の出資比率に応じた株式取得に同意するかどうかを通知する必要があるとしている。三井物産と三菱商事は日本政府などと協議し、方針を決める。』