中国新築物件、値下がり都市6割弱に拡大 7月

中国新築物件、値下がり都市6割弱に拡大 7月
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM150KP0V10C22A8000000/

『【北京=川手伊織】中国国家統計局が15日発表した2022年7月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落したのは全体の57%にあたる40都市で、6月から2都市増えた。不動産開発企業の資金繰り難で竣工が遅れるマンションで購入者が住宅ローンの返済を拒否する動きが7月に広がった。住宅市場の混乱で取引も低迷した。

前月比で上昇したのは30都市で、6月から1都市減った。横ばいの都市はなかった。各都市平均の価格下落率は0.1%で、11カ月連続で前月を下回った。前年同月比では1.7%下落し、15年9月以来のマイナス幅となった。

都市の規模別で見ると、北京、上海、広州、深圳の「1級都市」のマンション価格は平均で前月を0.3%上回った。上昇幅は6月の0.5%から縮小した。省都クラスの「2級都市」は前月比横ばいにとどまり、それ以下の「3級都市」は0.3%低下した。

取引価格が比較的自由で市場の需給を反映しやすい中古物件では、全体の7割超に相当する51都市で価格が下落した。6月より3都市増えた。値上がりは19都市だった。価格変動を単純平均すると0.2%の下落で、12カ月連続で前月を下回った。前年同月比では3.0%下がった。』