カンボジア外相、民主化進展まで「ミャンマー国軍排除」

カンボジア外相、民主化進展まで「ミャンマー国軍排除」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0627R0W2A800C2000000/

『【プノンペン=大西智也】カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は6日、首都のプノンペン市内で会見し、クーデターで全権を掌握したミャンマー国軍について、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳間で合意した5項目の進展を含めた民主化が進まない限り、主要会議への出席を認めない考えを示した。

ASEANは、2021年4月に決めた暴力の即時停止など5項目の履行を国軍に求めている。プラク・ソコン氏は、国軍がASEAN関連の会議に復帰する条件として「5項目で目に見える進展を確認する必要がある」と指摘した。国軍は首脳会議や外相会議など主要会議から締め出されており、3日に開かれたASEAN外相会議でも代表者を送らなかった。

プラク・ソコン氏は会見で、ASEANの特使として9月にも3度目となるミャンマー訪問を計画しているとも表明。国軍幹部と改めて会談する方針を明らかにした。「私はミャンマー問題をあきらめない」などと述べ、事態打開に向けて今後も努力する考えを示した。

ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議などASEAN関連の外相会議は5日に主要日程を終え、閉幕した。議長国として一連の会議を主催したプラク・ソコン氏は「ウクライナや台湾情勢など多くの問題について議論したが、各国の立場の違いがあっても、互いが話をすることが最も重要である」と会議の意義を強調した。』