ウクライナ、国外からの貨物船到着 穀物安定輸送に前進

ウクライナ、国外からの貨物船到着 穀物安定輸送に前進
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR070IZ0X00C22A8000000/

『【ロンドン=中島裕介】ウクライナのインフラ省は6日、2月24日のロシアの軍事侵攻以来初めて、集荷のための国外からの空の貨物船が同国に到着したと発表した。ウクライナの穀物輸出を再開するために黒海に「回廊」が設置されたのを受けて実現した。

ロイター通信によると、到着したのはバルバドス船籍の一般貨物船で、ウクライナ南部のオデッサ近くの港に着いた。

1日にはウクライナ産穀物を積んだシエラレオネ船籍の貨物船が、回廊設置後第1号の船としてオデッサの港を出港した。船は3日にトルコ・イスタンブールで、「回廊」のルールに基づき、ウクライナ、ロシア、トルコ、国連の4者による合同検査を受けた。バルバドス船籍の今回の船も輸送を順調に終えれば、貨物船の黒海での安定した往来に向け、大きな前進となる。

中東メディアによると、今回到着した空の貨物船は5日にイスタンブールで4者の合同検査を受けた。ウクライナのクブラコフ・インフラ相は「我々は多くの船舶を受け入れられるように、可能な限りのことを行う。2週間以内に毎日3~5隻の船舶を受け入れる予定だ」とフェイスブックで表明した。

ウクライナ国内に滞留する穀物は2000万トン超にのぼる。クブラコフ氏は「オデッサから毎月300万トンの穀物の出荷を目指す」としている。

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