「必ず、散々な目に遭う」中国・王毅外相が非難

「必ず、散々な目に遭う」中国・王毅外相が非難 ペロシ下院議長の台湾訪問
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/113942?display=1

『2日夜、台湾に到着したアメリカのペロシ下院議長。3日午前に行われた台湾の蔡英文総統との会談は、カメラにむかってそろって手を振るなど、和やかな雰囲気で始まりました。

蔡総統はペロシ議長に勲章を授与し、スピーチで歓迎の意を表明。

台湾・蔡英文総統

「ペロシ議長の訪問を歓迎します。台湾の民主的発展と国際参加に対する長年の支援に深く心から感謝します」

ペロシ下院議長は…

米・ペロシ下院議長
「アメリカは台湾への関与を放棄するつもりはない。変わらぬ友好関係に誇りをもっている」

「台湾と世界中で民主主義を守るというアメリカの決意は揺るぎない」と強調し、台湾を支持する立場を鮮明にしました。

25年ぶりとなるアメリカの現職下院議長の台湾訪問。中国がけん制する中、訪問が実現したことに中国のSNSには、こんなコメントが。

中国のSNS
「中国は笑いものだ」
「この世界は、やはりアメリカが決める」

中国政府は激しく反発しています。中国人民解放軍は2日夜、台湾周辺で軍事行動を開始したと発表。

王毅外相は…

中国・王毅外相
「必ず、さんざんな目に遭う」

アメリカの現職下院議長として、25年ぶりに台湾を訪問しているペロシ氏。台湾の蔡英文総統との会談後、共同会見に臨みました。

米・ペロシ下院議長

「アメリカは台湾が常に自由で安全であることを望んでいます。その両方から手を引くことはありません」

ペロシ議長は「『1つの中国』政策を尊重しつつ、台湾と自由を守るため、我々の連帯はこれまで以上に重要だ」として、台湾との連携を深めていく考えを強調。一方で、「アメリカは現状維持を支持している。武力によって台湾に何かが起きることは望んでいない」とも話しました。

こうした中、台湾国防部は、防空識別圏に2日、中国軍機がのべ21機進入したと発表。

中国は反発を強めていて、国営の中央テレビによりますと、中国外務省は2日深夜、中国に駐在するアメリカ大使を呼び強く抗議しました。新華社通信は、中国軍が4日から7日にかけて台湾を包囲するエリアで、実弾射撃を伴う「重要軍事演習」を実施すると伝えています。

さらに王毅外相は3日、改めて強い言葉で非難しました。

中国・王毅外相
「アメリカはいわゆる『民主主義』を口実に、中国の主権を侵害する行為を行っている。火遊びする者に決して良い結末はなく、我が中華を犯すものは必ず罰せられる」

こうした動きに、アメリカ政府の高官は…

米・ホワイトハウス カービー戦略広報調整官
「ペロシ下院議長には台湾を訪問する権利があります」

こう述べたうえで、「中国が台湾海峡などで軍事行動を強める口実にはならない」として、中国をけん制しています。

ロイター通信によりますとアメリカ海軍は、2日、台湾の東側のフィリピン海に空母「ロナルド・レーガン」を含む艦艇4隻を配備していることを明らかに。アメリカ海軍は「通常の」配備と説明していますが、台湾をめぐり緊張が高まっています。』