ASEAN、米議長訪台に衝撃 外相会議で急きょ協議

ASEAN、米議長訪台に衝撃 外相会議で急きょ協議
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080301029&g=int

『【プノンペン時事】ペロシ米下院議長の台湾訪問は、カンボジアで一連の外相会議を開催している東南アジア諸国連合(ASEAN)にも衝撃を与えた。4~5日の会議にはブリンケン米国務長官と中国の王毅国務委員兼外相が加わる予定で、台湾問題が主要議題に急浮上した。

 台湾海峡で緊張が高まれば、ASEANの安全保障に影響を及ぼしかねない。台湾問題は3日のASEAN加盟国による外相会議で急きょ議題となり、突っ込んだ議論が展開されたもようだ。

 外相会議の議長スポークスマンを務めるカンボジアのクン・ポアク外務次官の定例記者会見では、台湾問題に関する質問が相次いだ。次官は「全当事者が緊張を助長する行動を取らないよう望む」と述べ、建設的対話による問題解決を促した。

 加盟国の中でも中国との関係が深いラオスは「『二つの中国』の状況をつくろうとするあらゆる意図に反対する」との外務省報道官声明を出し、「緊張をもたらす挑発的行動」に懸念を示した。

 ASEAN外交筋は「ASEANは議長の訪台に驚いている。加盟国は地域の緊張を高める訪台は控えるべきだったと考えている」と解説した。』