北朝鮮「NPT外の核保有国」と主張 欧米から核開発批判

北朝鮮「NPT外の核保有国」と主張 欧米から核開発批判
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0402S0U2A800C2000000/

『【ニューヨーク=吉田圭織】北朝鮮の国連代表部は3日、核拡散防止条約(NPT)再検討会議で欧米や日本などが北朝鮮の核開発を批判していることに反論する声明を発表した。声明は「北朝鮮はずいぶんと前にNPTに基づいた正当な手続きを通じて条約から離脱した。NPT外の核保有国であるため、他国に自衛権行使を批判する権利はない」として核開発の継続を正当化した。

北朝鮮は1993年と2003年にNPTからの脱退を宣言しており、1日にニューヨークの国連本部で開幕したNPT再検討会議にも参加していない。

NPT再検討会議ではロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の核開発をめぐる批判が欧米各国から続出している。米国のブリンケン国務長官は「北朝鮮は違法な核開発を拡大し、地域に対する挑発を続けている」と非難した。

ドイツのベーアボック外相は「今回の会議では最も深刻なNPTの違反である北朝鮮の核開発について結束を示すべきだ」と訴えた。 日本の首相として初めてNPT再検討会議に出席した岸田文雄首相は「北朝鮮による新たな核実験が行われる懸念もあるなか、日本は国際社会と協力して北朝鮮の核・ミサイル問題に取り組んでいく」と述べた。』