「一つの中国」とは 米中で認識異なる

「一つの中国」とは 米中で認識異なる
きょうのことば
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM036XG0T00C22A8000000/

 ※ いわゆる、「玉虫色の決着」「棚上げ」というものだ…。

 ※ 文書で残るものにおいては、あえて「二義的な」単語を使用し、それぞれ「自国民に対しては」「我が方に、有利に決着した!」と説明するわけだな…。

 ※ この他にも、「二枚舌」「三枚舌」「密約」「一方的補完」などと言うものも、ある…。

『▼「一つの中国」 中国本土と台湾は「不可分の領土」であり、台湾は「中華人民共和国」の一部であると中国政府は主張する。中国はこれを「一つの中国」原則と呼ぶ。第2次世界大戦後、中国では毛沢東が率いる共産党が内戦に勝利し、蔣介石の国民党は台湾に逃れた。米国は当初、国民党を支援したが、1972年にニクソン米大統領が電撃訪中し、79年に中国と国交を樹立、台湾と断交した。

78年の米中共同声明は「米国は中華人民共和国が中国の唯一の合法政府であると承認(recognize)する」と明記。一方で「中国はただ1つで、台湾は中国の一部であるという中国の立場」について「米国は認識(acknowledge)する」との表現を使った。「認識はしたが、承認したかはあいまいだ」とみる専門家もいる。米国政府は「一つの中国」政策と呼ぶ。

一方で米国は79年、中国と国交を結んだ直後に「台湾関係法」を制定した。「平和的な手段以外で台湾の将来を決定しようとする試みは、地域の平和と安全に脅威だ」と明記。台湾への武器提供などを定めた。

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