仏大統領とサウジ皇太子、ロシア侵攻の悪影響緩和で一致

仏大統領とサウジ皇太子、ロシア侵攻の悪影響緩和で一致
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2904O0Z20C22A7000000/

『【ドバイ=福冨隼太郎】フランスのマクロン大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子は28日、パリで会談し、ロシアによるウクライナ侵攻による食料危機などの影響を和らげるよう協力を強化する認識で一致した。イラン核合意の再建交渉やイエメン内戦などについても意見交換した。仏大統領府が29日の声明で明らかにした。

マクロン氏とムハンマド皇太子は、パリの大統領府で夕食を交えて会談した。声明によると、マクロン氏はウクライナ侵攻による民間人や食料安全保障への影響について深い憂慮を表明。エネルギー供給でのサウジとの協力の重要性も強調した。サウジ国営通信はムハンマド皇太子がマクロン氏による歓迎に謝意を示したと伝えた。

ムハンマド皇太子は26日からギリシャとフランスを相次いで訪問していた。皇太子の関与が指摘された2018年にトルコ・イスタンブールで起きた記者殺害事件後、欧州連合(EU)加盟国を訪問するのは初めて。マクロン氏は21年12月にサウジを訪問し、ムハンマド皇太子と会談していた。』