中国のロケット残骸が無制御落下 大型宇宙ごみ、米批判

中国のロケット残骸が無制御落下 大型宇宙ごみ、米批判
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL3107J0R30C22A7000000/

『【ワシントン=共同】米軍は30日、中国が自国の宇宙ステーション関連施設の打ち上げに使った運搬ロケット「長征5号B」の残骸が、インド洋上空で大気圏に突入したと発表した。フィリピン近海に落ちたとみられるが、欧州連合(EU)の監視ネットワークによると、人口密集地から離れた場所に落下するよう制御されていなかった。

残骸は長さ30メートル、重さ17~23トンとみられ、近年落下した宇宙ごみとしては最大級という。米航空宇宙局(NASA)のネルソン局長は「中国が具体的な軌道情報を共有しなかった」と批判。「生命や財産に対する大きなリスクを伴う大型機については、責任ある宇宙利用のため情報の事前共有が重要だ」と指摘した。

ロケットは中国のステーションに接続する実験施設「問天」を搭載し、24日午後に海南省の発射場から打ち上げられていた。長征ロケットを巡っては、昨年5月にも残骸がインド洋に落下。この時も無制御だったとみられ、米国が批判していた。

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