10年前、スリランカの経済はめっちゃ調子よかった。

10年前、スリランカの経済はめっちゃ調子よかった。
https://st2019.site/?p=20037

『Anne O. Krueger 記者による2022-7-28記事「Sri Lanka debt crisis is a lesson for all countries」。

    10年前、スリランカの経済はめっちゃ調子よかった。成長率6.5%は世界一だった。それを緩慢な人口増加率の中で達成していた。2019においてもなお成長率は3%を越えていた。

 ところが2019年に政権交替が起きた。この政権は大規模な減税を打ち出した。
 結果はすみやかにあらわれた。2020と2021の政府予算は大赤字。その額はGDPの10%以上だった。
 それまでずっと5%だったインフレ率が、5月には39.1%、7月には54.6%になった。
 追い討ちをかけたのが、2021春に発表した「肥料輸入の禁止」。
 そんなことをしたらコメの収量は20%減るし、茶の輸出も激減するのに。

 新コロのおかげで、海外からの観光客も絶えた。これもあって、同国は外貨が用意できなくなってしまい、必要なものを輸入できなくなった。

 2021年末にはこの国は経済的に終わっていた。5月、デフォルト宣言。

 破綻の淵から立ち戻り、まともな安定成長ができるようになっている先例がある。2002年以降のブラジルだ。IMFに言われる前にやらなくてはいけない「痛い改革」をさっさとやれ。ブラジルを見本にせよ。それ以外に、抜け出す道はないのだ。』