ブラジル大統領、再選出馬を正式表明 10月選挙

ブラジル大統領、再選出馬を正式表明 10月選挙
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN243V10U2A720C2000000/

 ※ 今日は、こんなところで…。

『【リオデジャネイロ=宮本英威】ブラジルのボルソナロ大統領は24日、10月2日の大統領選で再選を目指す意向を正式に表明した。世論調査では低所得者層の支持が厚い左派のルラ元大統領がリードしている。右派のボルソナロ氏は今後、得意とするSNS(交流サイト)を通じて支持拡大を狙う。

24日に自由党(PL)がリオデジャネイロ市内で開いたイベントで擁立が決まった。報道によると、集会には約1万2000人が参加した。

ボルソナロ氏は演説で「国民に機会がある国をつくっていく」と続投への意欲を示した。中南米の反米左派政権であるベネズエラやキューバを批判的に取り上げながら、ライバルであるルラ氏を間接的に批判した。家族や信仰を重視する姿勢を重ねて示し、支持基盤であるキリスト教福音派を含む保守層に訴えかけた。

集会に参加した元軍人のマルシオ・マルシアルさん(50)は「左派の労働者党政権は長い間、汚職にまみれていた。家族を重視するボルソナロ氏に期待している」と述べた。

ボルソナロ氏は元軍人で、下院議員を長く務めてきた。18年10月の大統領選挙では当初は泡沫(ほうまつ)候補とみられていたものの、汚職への厳しい姿勢や巧みなSNS活用で有権者の支持を広げて当選した。

19年1月の就任後は、年金改革や民営化では成果がある一方で、新型コロナウイルスの感染拡大を軽視して十分な対策を打たなかったとの批判がある。

同氏は前回の選挙運動期間中だった18年9月、南東部ミナスジェライス州での集会に参加した際に、刃物で腹部を刺されて重傷を負った。大統領就任後は定期的にその傷の手当てをしている。

【関連記事】

・ブラジル大統領、劣勢挽回へ6600億円給付金 10月選挙控え
・中南米に左派政権の波 コロンビア、親米路線修正も 』