バイデン氏、半導体補助金「緊急性高い」 法案成立訴え

バイデン氏、半導体補助金「緊急性高い」 法案成立訴え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN25C7I0V20C22A7000000/

『【ワシントン=赤木俊介】バイデン米大統領は25日、半導体産業に巨額の補助金を投じる法案について「緊急性が高く、いち早く議会に可決してもらいたい」と述べた。軍事品にも使われる半導体の国産強化は安全保障の面でも重要だと指摘し、早期の成立を訴えた。

ホワイトハウスでオンライン会議を開いた。レモンド商務長官やヒックス国防副長官、米防衛大手ロッキード・マーチンなどの企業経営者、労働団体の代表を呼び、法案を巡って協議した。

議会で法案可決に向けた最終調整が続くなか、バイデン氏は「企業に(使途が自由な)空欄の小切手を渡すわけではない」と強調した。中国を念頭に、補助金を受け取る企業が不適切な投資に使わないよう規制を設けると説明した。

バイデン氏は「中国が法案の成立を阻むためにロビー活動を繰り返している」と語り、成立が遅れれば中国に有利になるとの危機感を示した。補助金法案は中国に対抗する色彩が強く、中国が水面下で反対活動を展開している。

上院は近く半導体補助金の法案を可決し、その後に下院も採決する見通しだ。法案の成立が大幅に遅れており、バイデン政権は与野党の議会指導層に速やかな調整を呼びかけている。』