ペロシ下院議長の台湾訪問。「軍事的行動に出る」と北京

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
      令和四年(2022)7月25日(月曜日)
          通巻第7413号
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 ペロシ下院議長の台湾訪問。「もしあれば、軍事的行動に出る」と北京
  サリバン補佐官、問題がややこしくなるので訪台中止を呼びかけ
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 ポンペオ元国務長官や米国議員団が台湾を訪問しても、北京政府は「不快感」を表明するだけで、「一つの中国」の原則を踏みにじったなどと批判するにとどめた。この風潮のなかで、ペロシ下院議長の台湾訪問(8月)が打ち上げられた。

 五月にもペロシは台湾訪問を予定し、数名の議員団を組織していたが、直前にペロシが武漢肺炎の感染がわかり、訪問団から抜けおちていた。
 中国は「もしペロシ議長の訪問があれば、軍事的行動にでる」と舞台裏で脅しを架けている。搭乗機撃墜を含む強硬な脅しだとフィナンシャルタイムズがペロシ側近の話を伝えている。

 ほかの閣僚級や議員団訪問では台湾で蔡英文総統らと会見し、さらに米国は武器供与を拡充し、海兵隊が台湾軍の訓練をしていたことが分かっても北京政府は強い言葉で非難しただけだった。

なぜペロシが問題なのか?。
 米国憲法では、大統領に「万一」あるときは副大統領が、その副大統領にも問題あれば下院議長が大統領となる規定がある。現に1974年にはニクソン辞任に伴い、下院議長だったフォ-ドが大統領となった。

バイデン、ハリスに「万一」があれば、82歳の極左老婆に棚ぼたが転がり込む可能性がゼロというわけではない。11月中間選挙でペロシ下院議長の当選はあぶないとされるだけに、中国はおどしによわい極左政治家に攻撃の的を絞り込んだ。
 サリバン大統領補佐官は「問題がややこしくなるので訪台中止を」と呼びかけている。
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