各国情報部がロシア軍の失速、失敗を指摘

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:各国情報部がロシア軍の失速、失敗を指摘と露の核兵器を警戒
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『英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のリチャード・ムーア長官MI6 chief Richard Mooreは2022年7月21日、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍について「失速し、力を失う寸前にある」とする見解を明らかにし、長官は「今後数週間、人的資源の供給がますます困難になるだろう」と述べ、ロシア軍が作戦行動を何らかの形で一時的に停止せざるを得なくなる可能性を、米コロラド州で開かれた安全保障フォーラムで述べた。

ウクライナにおけるロシアの当初目標は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領を失脚させ、首都キーウを制圧し、西側諸国の不和と分断を引き起こすことだったが、実際にはこの目標を達成できず、「とてつもない失敗」をしたと指摘した。MI6長官が公の場で発言するのは異例。現在ロシア軍はアゾフ海や黒海に面したウクライナ南東部の広範な地域を占領。東部ドンバス地方で支配領域の拡大を目指しているが、このところ部隊の動きが目立って緩慢になっているもようだ。参照記事 英文記事 参照記事
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カナダ軍情報司令部(CFINTCOM)は7月21日、ロシア軍のウクライナでの人員・装備損耗により、ロシアは自らの軍事目標を達成できないとの評価を発表した。同発表には、「人員・装備の著しい損失により、ロシアはウクライナにおける自らの野望を遂行する軍事能力をもはや有していないようである」と書かれている。また、情報司令部は、ロシアは「すでに得た部分的な領土の支配のために新しい公な根拠を提供しながら」自らの戦略目的を縮小せざるを得なくなっていると指摘した。参照記事

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一方米メディアは、ロシアのプーチン大統領は、占領されているケルソン、ザポリジャー、ドネツク、ルハンスク地域に対するウクライナの反攻を抑止するために、核の脅威を利用するかもしれないと、米国に拠点を置くシンクタンクは述べていると報じた。

米国のシンクタンク戦争研究所(ISW:The Institute for the Study of War)は2022年7月19日の戦争評価で、クレムリンは、現在ロシア軍が占領、併合している地域に、プーチンがロシア領土を守るために、核兵器の使用を認めるロシアのドクトリン(原則)が新たに併合した地域にも適用されると、直接的または遠回し directly or obliquelyに表明する可能性があると指摘した。

ロシアの軍事ドクトリンは、ロシア領土に対する非核兵器による攻撃に対しても、戦場での核兵器使用を認めている。2000年以降に発表されたドクトリンでは、ロシアとその同盟国に対する「すべての大量破壊兵器による攻撃に対応するため、核兵器を使用する権利を留保する」と記されている。

ISWはキャンペーン評価で、「ロシア占領地解放のためにウクライナの反撃が続けば、こうした行動はウクライナとそのパートナーを核攻撃で脅かすだろう」と述べた。英文記事、、、随分殺伐とした内容だが、プーチンはすでにそのような脅しめいた発言を繰り返しており、新たな脅威と取る必要は無いにしても、可能性が高まったと判断する材料があるのだろう。プーチンに対する印象操作と取れないことも無いが、、。』