首に二つの銃創・心臓の壁に穴、輸血と止血に4時間半

首に二つの銃創・心臓の壁に穴、輸血と止血に4時間半「できること尽くしたが…」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220708-OYT1T50257/

『安倍元首相の死亡を受け、搬送先の奈良県立医科大付属病院(橿原市)の吉川公彦院長と治療にあたった福島英賢教授が、8日午後6時過ぎから大学施設で記者会見した。

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記者会見で安倍元首相の状態を説明する福島英賢・奈良県立医科大学教授(右)(8日午後6時20分、奈良県橿原市で)=枡田直也撮影

 福島教授によると、安倍元首相は午後0時20分に病院に到着。すでに心肺停止状態だった。大量の出血があったため、病院側は20人以上で開胸手術を実施。約4時間半にわたって輸血と止血を続けた。

 銃の傷は正面の首のほぼ中央部分と、5センチほど右側の2か所にあり、体内に2発の弾丸が入ったとみられる。

 心臓の壁に穴が開いており、1発が心臓に達していた。左肩の前部にも傷があり、首から入った弾丸が貫通していった可能性がある。

 福島教授は「いろいろなところから出血しており、完全な止血ができなかった」と振り返り、吉川院長は「病院としてできるだけのことを尽くしたが、本当に非常に残念だ」と話した。

安倍元首相が銃撃を受けた事件を伝える本紙号外を求める人たち(8日午後1時32分、東京都中央区で)=沼田光太郎撮影 』