実質的な国家総動員令を出したロシア : 机上空間

実質的な国家総動員令を出したロシア : 机上空間
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/29130576.html

『「弱い犬は良く吠える」という言葉の通り、やたら威勢よく色々な国を恫喝しているロシアですが、足元は相当に弱っているようです。国家総動員令という言葉は使っていないのですが、実質的に同じ効果を持つ戦時経済体制法がロシアで成立しました。一言で言うと、国内の物資・物価を国が統制するという法律です。実に、共産国らしくて良いですね。(笑)

国有企業に対しては、既に行っていて、ロシアの稼ぎ頭のエネルギー企業であるガスプロムは、配当金として株主に分配する資金を、ロシア国家へ納入するよう強制的に決めています。ロシアの国営企業とは言え、外国の資本も入っているので、株主配当を止めるのは、明らかなルール違反です。つまり、金が無くなってきているのです。マスコミでは、エネルギー価格の高騰で、戦争前より利益が出ているとか、ロシア史上最高益を上げているとか言われていますが、実際の懐事情は、企業に圧力をかけて、利益を吸い上げないと、立ち行かなくなっています。

そして、今回の法律で、民間企業に対して、ロシア政府が納入する価格を決めて、納品する企業は、その価格で販売する義務を負う事が決定しました。価格統制ですね。つまり、金が無いから、支払える価格で売れと、国内の民間企業へ押し付ける気です。また、ロシア政府が、必要に応じて、民間企業の社員の労働時間を延長する事ができるようになりました。ようは、武器などを増産しないといけない都合で、可能な限り働けという事です。つまり、強制労働を課すことを国が決めるという事です。

また、ロシアが勝手に国家承認しているウクライナ領のドネツク人民共和国(自称)ですが、この自称国家が決定するという体で、ロシアからの人道支援・物資の移動を認可制する事を決定しました。とても、回りくどい方法ですが、ようはロシアからの支援は当てに出来ないから、そっちから自主的に断るという体で打ち切る事にしろと、ロシア政府が命令したという事です。

結局のところ、相手を尊重しない国家は、周りからも尊重されないという事ですね。プーチン大統領は、外遊をした時、主に西側の国家首席から握手を、おそらく意図的に拒否されるという事を頻繁に行なわれていました。これには、明確な理由があって、ロシアはロシアしか持っていない特製の毒薬や、ポロニウムという放射性物質を使って、ロシアがやったという事が明確に判る形で、国外逃亡した政府に都合の悪い人間を暗殺しています。これは、脅しも兼ねているので、明確に判る形で殺害して、ロシア政府の正式見解としては、「やっていません」と白々しく言っているわけです。

暗殺をされた側の主権国家としては、勝手に人の庭にズカズカ入ってきて、狼藉を働いているようなものなので、どう考えても気持ちが良いわけがありません。その為、「プーチンさん。貴方と握手すると、毒で私が死ぬかも知れませんねぇ。貴方は、他所の国で、たくさん暗殺とかしてますよねぇ。ああ、怖い怖い」という嫌がらせで、わざと握手を無視しているのです。つまり、敬意を払わない者は、敬意を払われないという、当たり前の話です。

政府の都合の良い法律をゴリ押しするのであれば、その相手から手痛い報復を、やがて受けると考えます。』