安倍元総理殺害「山上容疑者」が8畳ワンルームで募らせた宗教団体への恨み

安倍元総理殺害「山上容疑者」が8畳ワンルームで募らせた宗教団体への恨み 本人は「家族がメチャクチャになった」と漏らす
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07091058/?all=1

『安倍晋三元首相(享年67)が奈良市内で凶弾に倒れてから一夜が明けた。突然の訃報に、いまも内外の要人から哀悼の意が捧げられるが、捜査の焦点は動機の解明へと移っている。取材で浮かび上がってきたのは、容疑者の「孤独」な人生と宗教をめぐる胡乱な情報だった。

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【写真6枚】緊迫と騒乱のなかで繰り広げられた逮捕劇の一部始終

 参院選の応援演説中だった安倍氏を約5メートルの至近距離から銃撃し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)。

 逮捕後の取り調べで「安倍元総理に不満があって、殺そうと思ってやった」と話す一方で、「(安倍氏の)政治信条に対する恨みはない」とも供述。

 また、「銃や爆弾をこれまで複数製造した」とも話し、安倍氏を撃ったのは自作の銃だったと見られている。

 安倍氏の頸部には2カ所の銃創があり、傷の深さは心臓にまで到達。大量輸血など懸命の処置もかなわず、8日午後5時過ぎに死亡が確認された。

 山上容疑者が住んでいた奈良市内のマンションの隣室の住人によれば、

「挨拶を交わしたことも面識もないが、1~2か月くらい前からノコギリで何かを“キーコ、キーコ”切る音が(山上容疑者の住む)隣から何度か聞こえていた」

 という。

山上容疑者の免許証

警察官が現場で確認していたのは山上容疑者の免許証だった(他の写真を見る)

家賃3万8000円のワンルームマンション

 8日夕方から行われた山上容疑者宅への捜索は、機動隊の爆発物処理班が投入されるなど、物々しい雰囲気のなかで行われた。

 自宅からは「手製の銃が数丁押収」(捜査関係者)され、実際に供述が裏付けられた格好だ。

 山上容疑者宅は約8畳のワンルームマンションで、家賃は「3万8000円」(マンション住人)。

「事件の直前まで、容疑者は大阪府内の人材派遣会社に籍を置いていて、京都府内の倉庫でフォークリフトを運転していました。今年4月、会社に辞職を願い出て5月中旬に退職。いつも一人で昼食を食べるなど、職場では親しい友人などもいなかったそうです」(全国紙社会部デスク)

 1999年に奈良県内の県立高校を卒業した山上容疑者は、3年間、海上自衛隊に入隊していた過去がある。』

『「宗教団体幹部を狙っていた」

 防衛省関係者の話。

「02年に任期制自衛官として海自に入隊後、05に任期満了退官するまで呉基地に勤務していた。護衛艦『まつゆき』に乗船したり、一時、広島県江田島にある海上自衛隊第一術科学校に籍を置いていたこともある。年に数回の射撃訓練の経験もあったが、入隊理由はお金か資格を取る目的だったと聞いている」

 事実、04年に中型自動二輪免許を取り、退官後は測量会社でアルバイトをしながら、宅地建物取引主任者や2級ファイナンシャルプランナーの資格を取得。その後は派遣社員として会社を転々としながら、主にリフト作業の仕事に就いていたという。

 結婚歴もなく、40年余りの人生をひとりで生きてきた山上容疑者。動機については、こうも供述している。

逮捕劇2

SPに取り押さえられた際の山上容疑者(他の写真を見る)

「(本当は)恨みのある宗教団体幹部を狙うつもりだった。安倍元首相が(同団体と)繋がりがあると思い込んで犯行に及んだ」――。

「山上容疑者と母親がある特定の宗教団体の“信者だった”との情報が浮上していて、各メディアが裏取りに走っている。実際、その宗教団体のせいで“家族がメチャクチャになった”と容疑者が話すのを聞いた関係者は存在します。供述に出てくる幹部は実際に現場にはいなかったそうですが、自民党と同団体の繋がりは古くから指摘されてきた。ただ安倍元総理が狙われた真の理由は“謎”のままです」(前出・デスク)

 今後、山上容疑者の口から何が語られるか。一刻も早い真相解明が待たれる。

逮捕劇3

なおも抵抗する容疑者の足をつかむSP(他の写真を見る)
機動隊員

プロテクターを着けて容疑者宅の捜索に向かう機動隊員(他の写真を見る)

デイリー新潮編集部 』