ロシア前大統領、サハリン2から日本排除を示唆

ロシア前大統領、サハリン2から日本排除を示唆
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『ロシアのメドベージェフ前大統領は5日「日本はロシアから石油もガスも手に入らなくなる。(ロシア極東の石油・天然ガス開発事業)サハリン2への参加もなくなる」と通信アプリに投稿した。岸田文雄首相が3日の都内での街頭演説で「ロシア産石油はいまの半分程度の価格を上限とし、それ以上では国際社会で買わない仕組みをつくる」と発言し、これに反発した。

岸田氏の発言は、主要7カ国(G7)が対ロシア制裁の一環で検討している同国産石油の取引価格への上限導入を指した内容だ。メドベージェフ氏は、この案が実現すれば「市場の石油は大幅に減り、価格も(いまより)はるかに高くなるだろう」とも警告した。

ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記も5日、日本が北方領土問題をめぐって「報復主義的な志向」を強めていると警戒感を示した。極東ハバロフスクで開かれた会議での発言をタス通信が伝えた。

パトルシェフ氏はプーチン大統領に影響力を持つ最側近として知られる。パトルシェフ氏は北極圏やアジア太平洋地域で「米国やその同盟国が軍事的なプレゼンスを高めている」と主張した。

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