シカゴ郊外で銃撃、6人死亡 独立記念日パレード中に

シカゴ郊外で銃撃、6人死亡 独立記念日パレード中に
バイデン大統領「不条理に衝撃」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN04CKI0U2A700C2000000/

 ※ これは、シカゴ郊外ハイランドパークでの事件だな…。

『【ニューヨーク=白岩ひおな】米イリノイ州シカゴ郊外ハイランドパークの住宅街で4日、独立記念日のパレードの最中に銃撃があり、少なくとも6人が死亡し、30人以上が負傷した。米メディアが報じた。死傷者は今後増える可能性がある。地元警察は4日夜、重要参考人として、同地域出身の22歳の白人の男の身柄を確保した。

【関連記事】銃声響き祝祭ムード暗転 血塗られた米国結束の日

バイデン米大統領は声明で「独立記念日に、米国の地域社会に再び悲しみをもたらした不条理な銃乱射事件に衝撃を受けている」と述べた上で、連邦当局による容疑者の捜査協力や地域への支援を表明した。「やるべきことはまだ数多くあり、銃犯罪のまん延との戦いをあきらめるつもりはない」とも語った。

シカゴ・サンタイムズ紙によると、4日午前にパレードが始まった約10分後、ルート付近で発砲があった。複数の目撃者が20発以上の銃声を聞いたと証言している。パレードは中止され、数百人規模の参加者が現場から逃れるために一斉に走り出すなど、現場はパニック状態に陥ったという。被害者は病院に運ばれた。

ハイランドパーク市当局などによると、付近の建物の屋上からライフルが見つかった。無差別かつ故意の犯行とみられている。地元警察は同地域出身の22歳の白人の男を重要参考人として特定し、米連邦捜査局(FBI)が顔写真や車のナンバーなどを公開して行方を追っていた。

事件発生を受け、同じイリノイ州で近隣のエバンストンやスコーキーでも独立記念日のイベントが中止となった。米NBCによると、今回の事件以外にもシカゴ周辺の複数の地域では1日から週末にかけて複数の銃撃事件が起き、少なくとも57人が撃たれ、9人が死亡したという。

米国では相次ぐ銃乱射事件を受け、6月下旬に28年ぶりとなる銃規制強化法が超党派で成立したばかりだ。自身や他人に危害を加える恐れのある人物から銃器を一時的に没収できる州の「レッドフラッグ(危険信号)法」の導入促進や、21歳未満の銃購入者の身元確認の強化が盛り込まれている。

【関連記事】

・米各地で銃撃、計13人死亡 シカゴなど30人負傷
・バイデン氏「殺傷力高い銃購入、18歳から21歳に」

多様な観点からニュースを考える

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

ロッシェル・カップのアバター
ロッシェル・カップ
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 社長
コメントメニュー

分析・考察

ハイランド・パークは私が9歳から高校を卒業するまで住んでいた町で、その独立記念日のパレードにはよく参加していました。
「危険」とは正反対だと思われていた地域までこうした事件が起こるのであれば、安全と言える場所は本当にないと感じます。
先日米議会は久しぶりに銃規制法を承認しましたが、このような悲劇を避けるには全く不十分です。こうした事件によく使われている自動小銃を禁止すべきです。
なお、容疑者の意図はまだ報道されていませんが、この町はユダヤ教徒が沢山住んでいることでも知られていますので、反ユダヤ主義も背景にあったかもしれません。反ユダヤのレトリックが飛び交っている今では、それも恐ろしいです。
2022年7月5日 17:04
渡部恒雄のアバター
渡部恒雄
笹川平和財団 上席研究員
コメントメニュー

分析・考察

米国の報道によれば、重要参考人として22歳の白人男性が、警察の捜査の対象となっているようですが、まだ法案が成立したばかりの新しい銃規制のための21歳未満の銃購入者の身元強化の導入は、それなりの抑止効果をもたらすと思われます。そして、さらなる対象年齢の拡大も、政治的な抵抗も大きいとは思いますが、今回の事件を教訓に進めるべきでしょう。
2022年7月5日 8:08 』