豪首相がキーウ訪問、追加の軍事支援など決定

豪首相がキーウ訪問、追加の軍事支援など決定
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0406K0U2A700C2000000/

『【シドニー=松本史】オーストラリアのアルバニージー首相は3日、ロシアの侵攻が続くウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、同国のゼレンスキー大統領と会談した。ゼレンスキー氏の要請に応じ、豪州製の輸送防護車「ブッシュマスター」20台など追加の軍事支援を決定した。

豪政府によると、今回の会談で決定した支援額は9950万豪ドル(約92億円)。ブッシュマスターに加え、装甲車14台も提供する。これにより豪州のウクライナに対する軍事支援額は計3億8800万豪ドルになった。

ウクライナの国境警備隊に対し、管理機器の支援やサイバーセキュリティー向上のために870万豪ドルも提供する。

ロシアの戦費調達を妨げる目的でロシア産の金輸入を禁止することも決定した。金の禁輸は6月にあった主要7カ国首脳会議(G7サミット)で合意し、米国、英国、日本、カナダが表明している。

豪メディアによるとアルバニージー氏は、多数の市民殺害が確認されたキーウ近郊のブチャも視察した。

4日に出した声明で同氏は「ロシアによる残忍な侵攻は国際法に対する重大な違反だ」と批判した。そのうえで「私や世界の首脳らによるキーウ訪問は、豪州のような民主国家が、必要とされる時にウクライナの人々の傍らに立つという明確なメッセージだ」と強調した。』