比マルコス新大統領、南シナ海にらむ基地訪問 軍重視

比マルコス新大統領、南シナ海にらむ基地訪問 軍重視
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB01AHR0R00C22A7000000/

『【マバラカット(フィリピン北部)=共同】フィリピンのマルコス新大統領は1日、北部ルソン島のクラーク空軍基地を訪れ、空軍創設75周年の式典に出席した。1991年に米軍がフィリピンに返還した同基地は、中国が権益を主張する南シナ海ににらみを利かせる戦略的拠点。6月30日の大統領就任翌日の訪問で、軍事力を重視する姿勢を印象付けた。

式典ではマルコス氏が演説、空軍の将来の計画を披露し、兵員や武器の輸送に使う地理情報支援システムの開始を宣言。

マルコス氏は大統領選での当選が確定した直後の5月26日の記者会見で、中国に対し「われわれの海洋権益が踏みにじられるのを許さない」と断言し、中国と海洋権益を巡り交渉する意向を示している。

同基地には2016年、米軍がフィリピン政府との防衛協力強化協定に基づいて軍用機を一時派遣したことがある。

また日本の航空自衛隊は昨年以来、同基地でフィリピン空軍と災害救助や人道支援の共同訓練を2回実施している。』