あっさりとクルド人を見捨てた北欧 : 机上空間

あっさりとクルド人を見捨てた北欧 : 机上空間
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/29069691.html

『スウェーデンとフィンランドのNATOの加盟が、トルコが賛成に回った事で、承認されました。NATOは、加盟国全てが賛成しないと、新しく加盟国を増やせないので、難色を示していたトルコが反対を引っ込めた事で、全会一致で加盟が認められる事になります。

ただし、トルコは賛成する代りに、代償を要求しました。
・クルド人容疑者の引き渡し
・クルド人への支援の取り止め
・クルド人に対する弾圧に対して、制裁を課さない約束

つまり、トルコがクルド人に何をしても、支援は一切行なわないし、それを非難しないという条件で、両国のNATO参加を認めた事になります。クルド人は、総人口が4600万人と言われていて、国を持たない世界最大の民族と言われています。トルコ国内にクルド人の居住区が存在する為、長い間、内戦のような形で、紛争が絶えませんでした。

これによって、シリア国境のクルド人反政府勢力に対して、トルコは大手を振って攻撃をしかける事ができます。クルド人というのは、欧米が調停で引いた国境で民族が分断されて、シリア・イラク・トルコなどに分布しています。なまじ、戦闘に優れていたので、中東紛争の時にアメリカに利用されて、最終的には政治の都合で、見捨てられました。北欧の2カ国も、クルド人を迫害するトルコに対して、批判的な姿勢だったのでずが、今回のNATO加盟と引き換えに、捨てられた形になります。現在、イスラエルが支援していますが、これはイランとの戦争で利用しているだけです。

人道支援・人権国家とか言って、自分達で発表する番付で上位に並ぶ北欧諸国ですが、自分の身が危ないとなると、あっさりと捨てるものです。どうせ、その程度なら、最初からピノキオみたいに、鼻を突っ立てて、人権国家とか言い散らかさなければ良いのですが、ヨーロッパの作った独善的な基準に当てはめて、上位にいる事で自尊心を満足させているようです。

まぁ、これで、あの金融政策の狂ったトルコのエルドアン大統領が、次の選挙でも勝ちそうです。トルコの国民は、これからもハイパーインフレに苦しむ事になります。何しろ、かの大統領の経済政策は、世の中の常識を超越しているので、トルコ自らが修羅の道を選択しています。』