「分析への上層部関与、条件明確に」 IMFが内部点検

「分析への上層部関与、条件明確に」 IMFが内部点検
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0106M0R00C22A7000000/

『【ワシントン=高見浩輔】国際通貨基金(IMF)は30日、組織内部のガバナンスを点検したレビューを発表した。ゲオルギエバ専務理事が世界銀行の首脳時代に、ビジネス環境に関する報告書で中国の評価を引き上げるよう内部で圧力をかけたと指摘された件をうけて実施した。職員が実施しているデータ分析に上層部が関与する場合の条件をより明確にすることなどを求めた。

レビューはIMF内部に「データ分析の完全性を確保する強固なメカニズムがある」と評価した。職場で懸念すべきことが起きた際に、職員がそれを訴える環境も整っているとした。そのうえで内部通報者を保護する仕組みなど改善点も列挙した。

IMFの理事会はゲオルギエバ氏の疑惑について21年10月に「不適切な役割を果たしたと決定的に証明するものではない」と結論づけ、専務理事の続投を支持している。』