テスラ、米国内の自動運転拠点を閉鎖 200人解雇

テスラ、米国内の自動運転拠点を閉鎖 200人解雇
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29DW10Z20C22A6000000/

※ AIとか、「人工知能」とか言っても、この程度のものだ…。

※ 「データラベリング」と言えば、聞こえがいいが、要するに「人間様」が「最終的に」「画像判定して」「AかBか、判定し、ラベルを貼る」という仕事だ…。

※ そういう「最終的に、人間様が判定した、ラベルが貼られたデータ」を、「莫大な量」を集めて、「機械学習」のプログラムにかけ、巨大かつ莫大な「行列データ」を作っていくわけだ…。「教師有り学習」とか、言ってたな…。

※ そういう「行列データ」ができれば、今度は、そのデータの塊りを使って、「別の画像データ」を判定させていくわけだ。「正答率」が「90%くらい」を目指してな…。

※ そういう「データラベリング」の人海戦術も、景気後退局面となりそうなんで、「コストが見合わなくなってきそう」なんで、首切って、人減らしに着手した…。そーゆー話しだ…。

※ 何度も言ったが、「人工知能に、知能無し。」だ…。

『【シリコンバレー=白石武志】米テスラがカリフォルニア州にある自動運転技術開発の関連拠点を閉鎖し、従業員の半数強に当たる約200人を解雇したことが29日までに明らかになった。米主要メディアが一斉に報じた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は景気後退を見越して今後3カ月以内に給与所得者の約10%を削減する方針を示しており、全社的なリストラの一環とみられている。

米ブルームバーグ通信によると、シリコンバレー北部のサンマテオにある従業員数約350人の拠点が閉鎖対象となった。自動運転用の人工知能(AI)を訓練する素材をつくる拠点で、従業員らは公道を走る車両のカメラから集めた映像の中の標識や物体に手作業で注釈をつける「データラベリング」と呼ぶ業務に従事していた。

従業員の一部は近隣の施設に異動したが、約200人が6月下旬で雇い止めになった。業務の一部はニューヨーク州北部のバファローにある別のデータラベリングの拠点に移管したもようだ。物価高騰が著しいシリコンバレーに比べ、バファロー周辺の給与水準は低いとみられている。

変わるAIの学習方法

今回の人員削減は、自動運転の技術開発におけるトレンドの変化を反映した動きでもある。従来は公道上で車両を走らせて集めたデータでAIに学習させるケースが多かったが、天候や安全面の制約を受けやすい。現在はコンピューター上で3次元の模擬的な道路空間を合成し、様々な交通状況を再現してAIを鍛える方法が主流になりつつある。

テスラは映像に自動でデータラベリングする技術の開発にも取り組む(2019年4月の技術発表会の中継映像から)

テスラは自動運転用AIを訓練するための大規模コンピューター「Dojo(ドージョー)」の開発を進めている。クラウド最大手の米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)はデータラベリングの作業を自動化するツールや、コンピューター上で合成したAI学習用データの販売にも乗り出している。

テスラのマスク氏は6月21日にカタールで開かれた国際会議にオンラインで出席し、歴史的なインフレに伴う景気後退について「いずれかの時点では不可避であり、近いうちに起きる可能性が高いと考えている」と述べた。

マスク氏は世界の従業員数が約10万人に達したテスラについて、「一部の部門で増員を急ぎすぎた」と述べた。全従業員数の3分の1にあたる月給制や年俸制を適用する給与所得者については、今後3カ月以内に10%程度を減らすと説明した。同社は米南部テキサス州とドイツで電気自動車(EV)の新工場を立ち上げたばかりで、全体の3分の2を占める時給労働者については増員を続ける方針を示している。

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田中道昭
立教大学ビジネススクール 教授
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ひとこと解説

“宇宙レベルで考え物理学レベルで突き詰める”マスク氏は06年8月発表のマスタープラン1を全て有言実行しEVの収益化・量産化を実現、現在は20年7月発表の同2の実行に従事。その一つが「世界中のテスラ車の実走行から学び、人が運転するより10倍安全な自動運転機能を開発する」という計画。同社は世界中を走るテスラ車から走行データを収集し、自動運転機能オートパイロットを進化させています。各四半期決算では自動運転開発の進化を愚直なまでに報告し続け、直近決算ではFSDベータ版を年内に全米顧客へリリース予定と発表。今回の自動運転拠点閉鎖の意味もマスタープランを着実に有言実行してきた文脈で読み解くことが重要です。https://tesla-cdn.thron.com/static/IOSHZZ_TSLA_Q1_2022_Update_G9MOZE.pdf?xseo=&response-content-disposition=inline%3Bfilename%3D%22TSLA-Q1-2022-Update.pdf%22
2022年6月30日 5:54 』