ロストフのウクライナ国境近くの石油精製施設〔ドネツク方面への補給線の後方に当たる〕にダイブ突入した自爆無人機は、アリババで通販されている中共製をウクライナで改造したもののようだ。

ロストフのウクライナ国境近くの石油精製施設〔ドネツク方面への補給線の後方に当たる〕にダイブ突入した自爆無人機は、アリババで通販されている中共製をウクライナで改造したもののようだ。
https://st2019.site/?p=19833

『Thomas Newdick 記者による2022-6-22記事「‘Kamikaze’ Drones Strike Russian Oil Refinery, Looks Like Model Sold On Alibaba」。
   ロストフのウクライナ国境近くの石油精製施設〔ドネツク方面への補給線の後方に当たる〕にダイブ突入した自爆無人機は、アリババで通販されている中共製をウクライナで改造したもののようだ。

 突入動画はまず「テレグラム」にUpされ、そこから他のSNSへ拡散した。

 ツイン・ブームの後端に、左右連絡水平尾翼。中央胴にプッシャー・プロペラ。垂直尾翼には後退角あり。

 精油工場の声明。2機がノヴォシャティンスクの工業施設に突っ込んだと。
 1機目が現地の朝の8時40分。2機目は9時23分。
 怪我人はいない。

 ウクライナが国産している「PD-1」もしくは「PD-2」ではないかという憶測は否定された。それらはTB2と似た「倒立V形」の水平尾翼であるのに対し、突入機の水平尾翼は山型になってないので。

 ロシア製の「Forpost」の墜落機を再生したという説も否定される。垂直尾翼が後退角形状ではないので。

 いちばんそっくりなのが「アリババ」通販サイトで売られている「Skyeye 5000mm」という商品だ。
 5000ドルから1万ドルで売られていることが分かる。

 宣伝スペックによると、「5000mm」というのは、ウイングスパンが5mだから、らしい。
 全長は3.67m。
 中央胴長は2m。中央胴巾は37.5センチ。
 翼面積は251.6平米。
 ファイバーグラス製。
 飛行最大重量90kg。
 エンジンは「ツイン」〔おそらく2サイクルのこと〕のガソリンで、170cc.~200cc. 型番は「DLE170」。
 空荷重量30kg。
 巡航時速55km。
 最大速度150km。

 水平尾翼はオプションで∧形にもできると謳っている。

 プロペラは32×10、木製。
 サーボは「PY-20AL×11」。「FUTABA3001」をアクセレレーターに使っている。

 ケヴラー製の燃料タンクには27リッター入る。計算するとそれで7時間飛べる。

 最大離陸重量は85kgなので、燃料以外のペイロードは15kgから20kgというところだろう。

 攻撃された精油所と、ウクライナ軍の支配地との間の距離は、最短でも100マイルある。それ以上は飛んだことになる。
 露軍のSAMシステムは、この低速機が2機、飛来するのを最後まで止められなかったわけだ。』