韓国で初のサル痘感染を確認 ドイツから入国

韓国で初のサル痘感染を確認 ドイツから入国
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM228G60S2A620C2000000/

『【ソウル=恩地洋介】韓国政府は22日、天然痘に似た症状が出る「サル痘」の感染者を国内で初めて確認したと発表した。ドイツから21日に仁川国際空港に到着して入国した韓国人で、移送先の指定医療機関でPCR検査を受けた結果、感染が判明した。

この感染者は入国前の18日から頭痛の症状が現れ、入国時には37度の熱や喉の痛みに加え、皮膚の病変が観察されたという。韓国でサル痘は新型コロナウイルスなどと同レベルの法定感染症に指定されており、同居者や性的接触者は隔離対象になる。

サル痘はアフリカの一部地域で散発的に感染が起きていた人獣共通感染症だが、5月以降は欧米で急速に感染が広がっている。日本での感染者はまだ報告されていない。特徴的な発疹のほか、発熱、頭痛、リンパ節の腫れといった症状が出る。天然痘に比べれば感染力は弱く、重症化の例は少ないとされる。

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詫摩佳代
東京都立大学 法学部教授
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分析・考察主に欧州で感染拡大しているサル痘がアジアでも確認されました。日本も時間の問題かもしれません。この数年間、新型コロナ対策がどの国でも最優先されてきましたが、落ち着きを取り戻しつつある今、他の保健課題も視野にいれた柔軟な対策への転換が必要かもしれません。日本でも現時点の水際対策としては、入国前にPCR検査やワクチン接種証明を求めたりと、新型コロナ対策にかなりの重点が置かれており、サル痘をはじめとする他の感染症に対しては、適切でない部分があるかもしれません。新型コロナの今後の感染動向にもよりますが、数ある保健課題の中で今、何が優先されるべきかを適切に見極めつつ、有効な水際対策を展開したいものです。
2022年6月23日 8:45いいね
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