ロシア軍、ウクライナ東部の石油施設を攻撃 11人負傷

ロシア軍、ウクライナ東部の石油施設を攻撃 11人負傷
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR184O80Y2A610C2000000/

『【ウィーン=細川倫太郎】ウクライナ東部ドニプロペトロフスク州の知事は18日、同州ノボモスコフスクの石油備蓄施設がロシア軍から3発のミサイル攻撃を受けたことを明らかにした。大規模な火災が発生し、11人が負傷した。ロシア軍はウクライナのほぼ全土のインフラ施設を攻撃対象にしている。

東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市でも激しい戦闘が続いており、ロシア軍は完全制圧へ地上戦を仕掛けている。同市のアゾト化学工場にはロシア軍が進軍しており、18日も炎や煙が上がった。同工場には500人以上の民間人が避難しているとされるが、砲撃などで脱出は難航している。

ロシア軍は川を挟んでセベロドネツクの対岸に位置するリシチャンスクとバフムートの間の幹線道路も攻撃し、ウクライナ軍の補給ルートの寸断を試みているもようだ。ルガンスク州のガイダイ知事は18日、リシチャンスクはウクライナの完全な管理下にあるとしつつも「敵の攻撃は絶えない」と指摘した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、南部の激戦地であるミコライウ州を訪れ、激しく損傷した住宅などを視察した。南部の防衛に向け地元兵士にも会い、激励した。ミコライウは黒海の戦略港があるオデッサに通じる重要な拠点で、ロシア軍の標的になっている。』